30代の不妊治療ブログ-1【不妊治療までの経緯】
こんにちは!私、フルタイム勤務で共働きの兼業主婦です。現在は無事に妊娠・出産を経て育休中ですが、現役時代は中間管理職もしており、深夜まで働く毎日。
休日出勤もあり、酷いときは徹夜で朝帰りをしてそのままシャワーだけを浴びて出勤なんて日もありました。
カッコよく言えばバリキャリOL、しかし事態は社畜同然の日々。
そんな私も奇跡的(?)にご縁があり、31歳の時に結婚致しました。
結婚して1年程2人の時間を過ごして「そろそろ子どもが欲しいね」なんて旦那と話して妊活開始!
というのはよく聞くお話ですが、私の場合は違いました。
入籍して直ぐ不妊治療クリニックへGO!(旦那へは事後報告)
並行して結婚式と新婚旅行を予約・企画から2か月後に行い、凄まじくスピーディーに行事ごとをこなしていきました。
それはなぜか、すべては「すぐに子供が欲しかったけど、自然妊娠は不可能と知っていたから」一日でも早く不妊治療に挑みたかったのです。
そんな結婚前から妊活をスタートして、顕微受精でようやく妊娠した30代女性の実録レポートです。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断された20代前半
元々生理不順の体質でした。
高校生の頃に一度婦人科へ行ってみたものの、基礎体温を毎日計って記録したグラフを次回持ってくるように!とお医者様からのご指示。
当時はスマホアプリなんか存在していなく、手書きでグラフを書かなければいけませんでした。
思春期で遊びたい盛りだった私は、毎日同じ時間に起きて体温を測定し、グラフをつけるなんて作業が一週間も続かず、そのままフェードアウトしました。
それから大学生、社会人とだましだまし生活していましたが、生理はいつも不定期に訪れ、PMSの症状も次第に酷くなっていきました。
私の場合はイライラしたり、泣きたくなったり、甘いものをめちゃくちゃ食べたくなる!
一日中甘いもののことを考えてコンビニで爆買いして、家で食い漁る、そして後悔。
はたから見たら恐ろしい姿だったと思います(笑)
数日後に生理がきて、「生理前だったからか」とやっと安心できました。
そんなホルモンバランスに支配される日々が辛くて、24歳の頃に再び婦人科の門を叩きました。
診断されたのは
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS=polycystic ovarian syndrome)は、排卵障害の一つで思春期から成年期の妊娠可能年齢の女性によくみられる病気です。発症すると、卵子の元である卵胞が発育するのに時間がかかってなかなか排卵しなくなり、月経周期が徐々に長くなっていきます。女性の20~30人に1人の割合でこの病気を発症するとされています。排卵されない卵胞が卵巣内にとどまるため、超音波検査では袋状になった多くの卵胞が見えるために多嚢胞性卵巣症候群と呼ばれます。多嚢胞性卵巣症候群は治療しなければすぐに死につながるような病気ではなく、軽症なら自然妊娠する可能性もありますが、不妊で苦しんでいる人や、月経不順、多毛などの症状で悩んでいる人は積極的な治療をお勧めします。
お医者さんからは
今すぐ妊娠を希望していないなら、ピルを服用して月経周期をコントロールしましょう。
と提案されました。
当時は結婚も妊娠もまだまだ先の話だろうと(彼氏もいませんでした泣)思っていたため、直ぐにピルの服用を開始しました。
するとどうでしょう、生理は毎月決まった日付にぴったりくるし、生理痛もそこまで重くない。イライラや過食が完全になくなることはありませんでしたが、軽減はされました。
それに、生理が来る日付が分かるため「生理前だから仕方ない!」と受け入れることもできました。
おまけに気づけば肌ツヤも良くなる始末。
ピルって最高!!
当時の私はそう思っていました。
定期的に婦人科でがん検診や血液検査を行っており、お医者様とお話する機会はありましたが、29歳の時
「ピルを一度やめてみるってゆうのも一つの手ですよ」
と、ご提案がありました。
多嚢胞性卵巣症候群の治療として服用し始めたピルでしたが、「楽だから」という理由から気づけば5年程服用していました。
ピルを辞めたら生理が来ない!
そろそろ結婚もして子供も欲しい(当時は彼氏いました笑)
そんなことを思い始めていたので、ピルの服用をストップしました。
すると、自然に来るはずの生理が来ないのです。
一か月、二か月経っても来ません。
これはおかしいと思い、婦人科へ行って診てもらうと、どこも異常はなし。
「自然に来るのを待つしかありません。」
お医者さんからはその一言でした。
ピルを服用するということは排卵をストップすること。
どうやら私は自然に排卵する力を失ってしまったようです。
排卵しないということは
そう、妊娠ができないのです。
このとき事の重大さに初めて気づきました。
毎晩「ピル辞めた 生理来ない」とググり、不安になる日々。
私、子供が出来ない体なのかな
そんな不安から、不妊治療について調べ始めたのです。
まずは体質改善からスタート
不妊治療を行うには入籍している事が条件にあります。
当時は結婚していなかったので不妊治療は先の話。
しかし黙ってこのままいつ来るか分からない生理を待ち続ける毎日は辛く、何かやりたい!と思い、まずは自然に排卵する体づくりをしなければと考えました。
たどり着いたのが鍼灸治療です。
「鍼 多嚢胞性卵巣症候群 〇〇(住んでいる地域)」で検索
一番上にあった治療院へ行くことにしました。
ここから私の妊活ライフがスタートしました。